家族滞在ビザ、”18歳の壁”について

在留資格

東京新聞の記事に、外国人の子「18歳の壁」の対応について、興味深い記事を目にしました。当HPでも家族滞在ビザについては掲載していますが、いわゆる定義しか載せていないので実用的なものではありません。そこで、この機会に少しでも踏み込んでみたいと思います。
先ず家族滞在で日本に暮らす小さいお子さんが、やがて高校卒業をまじかにすれば身のふりかたを考えるのが通常です。18歳を過ぎたからといって、在留資格が自動的に消えたり変更されるわけではありません。しかし、今後の在留資格の変更は考えなければなりません。そしてこれまで通り日本に滞在することを前提に考えると、大まかに、①進学、②就職、③その他、が考えられるとおもわれます。①について、大学、専門学校への進学予定があれば、「留学ビザ」へ変更できます。このビザは例えば、資格外活動許可を得れば週に28時間のアルバイトができたりします。②については就労ビザ。就労ビザは職種ごとに制限があるので簡単ではないですが、高校在学中から狙いを決めて自身の資格試験や仕事内容と得ようとする在留資格のマッチングがとても重要です。そしてそれは取得する資格試験に合格する等によります。何でもはできません。③その他については、日本での生活が実質的基盤である場合、定住ビザを検討し例外的措置として審査してもらうことになります。また、日本人との結婚などという状況があるかもしれません。
いずれにしても、余裕をもって専門家に相談することが大事です。高校卒業は、外国人の場合は特に一つの大きな転機となることは間違いなさそうです。