本日朝刊一面に掲載された、「永住ビザの厳格化!」
年収や年金の基準が厳しくなるだけでなく、2027年4月からは「税金の滞納による永住権の取り消し制度」もスタートします。
「私たちはこれからも日本に住み続けられますか…?」
外国人のお客様から切実な言葉を耳にします。今回は、彼ら彼女らが今どんな気持ちでこのニュースを受け止めているのでしょうか、想像に難くないその“ホンネ”をお話しします。
「家族との未来」を揺るがす、高いハードル
今回の法改正案では、日本人や永住者と結婚した人の配偶者特例も厳しくなる見込みです。
- 婚姻期間: 従来の3年から「5年」へ
- 在留期間: 従来の1年から「3年」へ
日本人と結婚して子どもも生まれたのに、あと何年待てば安心できるんだろうか…。
以前よりそんな声をよく耳にしていました。急にハードルが上がったことで、自分の努力だけではどうにもならない、と無力感を抱く人が増えていくのは当然です。
「一度永住権を取得しても安心できない」という恐ろしさ…。
さらに大きな衝撃を与えているのが、2027年4月から始まる「永住権の取り消し制度」です。
これまでは「一度取れば一生安心」だった永住権。しかしこれからは、うっかり税金や社会保険料を滞納したり、在留カードの更新を忘れたりするだけで、ビザが取り消される可能性、そんな常に監視されているような、張り詰めた不安が外国人コミュニティの間に広がっているのです。
悪気はなくても、体調を崩しても、そして会社の都合で支払いが遅れても、日本から追い出されてしまうかもしれない。
それでも「日本で生きていきたい」
これだけ条件が厳しくなっても、彼ら彼女らは「じゃあ別の国に行こう」とは簡単には言えません。なぜなら、彼らにとって日本はもう、大切な家族や友人がいる「大事な場所」だからです。
彼らの願いは単純です。
「日本で、家族と一緒に、ずっと安心して暮らしたい」。ただそれだけなのです。
政府方針 新たな指針(確定ではない)
・日本人世帯の平均収入を上回る水準。
・日本人世帯を上回る年収水準をベースに、申請者の年金の受給見込み額が、厚生年金30年の加入者の受給額に達していること。
(※厚生年金30年基準について、連続加入30年で基準到達。加入期間が30年に足りない場合は、残りの期間を補充できる資産の裏付けが必要になります。あとは審査を待つことになるのでは…。)
・国益要件(具体的に評価基準を新設。例えば、日本の生活習慣への理解、子供の義務教育期間の就学。)
・日本人や永住者の配偶者の配偶者特約の厳格化(上記)
・在留外国人の受け入れ人数に数値目標をもうけるかどうかなど。
私が、みなさんに伝えたいこと
ルールが厳しくなるのは事実です。
でも、「厳しくなる=絶対に取れない・守れない」という意味ではありません。
大切なのは、新しいルールを正しく理解し、今から「何を準備すべきか」を1つずつクリアしていくことです。
- 「今の私のビザで、将来申請できるか」
- 「税金を遅れて払った過去があるけど、大丈夫か」
- 「取り消されないために、今から気をつけることはなにか」
一人で悩んで、日本にいることを諦めないでください。あなたの「日本で生きていきたい」という大切な思いを守るために、私たちがいます。不安なときは、いつでも気軽にお話を聞かせてください。
【初回相談無料】酒田・鶴岡・庄内で帰化・外国人雇用のご相談は、仙台出入国在留管理局酒田出張所すぐの「たかはし行政書士事務所」へお気軽にお問い合わせください。
[✉メールでのお問い合わせ(24時間受付中)]
この記事の監修者 行政書士 髙橋 一夫
2026-7-25

